Caves of Qudプレイ日記

Caves of Qudはミュータントだらけになった遠未来を舞台にしたSFローグライクゲームだ。最近プレイしておもしろかったのだが、誰にも共有できないのでここに書くことにした。ゲームの紹介はSteamのストアページや公式ページなどを見てほしい。

Caves of Qud on Steam

Caves of Qud

 

ゲームを開始するときに身につけるMutationを選ぶことができるのだが、今回は成功すれば相手を操作することができるDominationというMutationを中心にして、脆いけどDominationが成功すれば勝ちというビルドでスタートした。シャルナークを意識した。ただ保険用に睡眠ガスも噴き出せるようにしておいた。その後レベルアップを経て、最終的には、頭が2つ、足が4本、腕の関節も3つある、シャルナークからほど遠い化け物になった。

最初のキャラク

ゲーム上にproselytizeというNPCを味方にできるスキルがあるのだが、それをつかってlegendarygoatfolkを仲間にしたらその手下のgoatfolkも仲間になって一気に仲間が5人ぐらい増えた。喜び勇んで手持ちの武器や防具を装備させて近衛兵団を作り上げたのだが、バグなのかマップ移動しただけで手下のgoatfolkたちが一瞬で迷子になり、貴重な武器と防具とともに早速仲間を4人失う。

その後なんやかんやあって残った最後のgoatfolkも死んでしまい、新たな仲間を勧誘して街に戻ってきたら、本来敵が出現しないはずの街中で仲間が何者かと戦い始める。なにかと思って見に行くと、なんと迷子になったかつての近衛兵のgoatfolk4人が敵対状態のならずものとなって仲間を襲っていた。急いで助けに向かったが間に合わず、仲間は殺されてしまった。今度は自分に向かってきたので応戦するのだが、過去の自分がやたらいい武器や防具を渡していたので無駄に強い。なんとか数を減らして、最後の一匹はproselytizeで再度仲間にしてやっとのことで戦闘を終えることができた。仲間にしたgoatfolk(近衛兵として仲間にしたときにランダムでMujr Timutと名付けていたは腹いせに死地に送ってやろうと思っていたのだが、その後しぶとく生き残って、最後はバグなのか動かなくなってしまったので(後述)、最初の村のはずれに塀で囲って幽閉している。

Mujr Timut。Mutationを獲得したら羽が生えて、全然いらなかったので激萎えした。

Caves of Qudは死んだらキャラもアイテムもすべて失って最初からになるパーマネントデスモードしかなかったのだが、チェックポイントからやり直せるロールプレイモードが追加されて、今回のプレイもロールプレイモードで遊んでいた。ただ、チェックポイントはそこまで細かく設定されるわけではない(主要な町に立ち寄ったときだけ)ので、ロールプレイモードだからといって気楽にプレイできるわけではない。

メインクエスト中盤のダンジョンをひーひー言いながら潜って、最終フロアで異常な数の敵に囲まれて敗北し、それまでの数時間の苦労が水の泡になったときは徒労感に襲われた。その後リベンジして、火炎放射器を持たせたMujr Timutと、love injectorで洗脳したRhinoxトリケラトプスみたいなむちゃくちゃ強いクリーチャー)を放って、敵のアジトを壊滅させたときは非常に気持ちよかった。敵のボスはDominationして丸裸にした後マップの隅っこにあった物置に入れて放置した。

https://wiki.cavesofqud.com/wiki/Rhinox

Dominationの強みの1つに、DominateしたNPCのステータス画面に入って、新しいスキルを覚えたり新しいMutationを獲得したりできることがある。Dominationがなければ自キャラしか育成できないが、Dominationがあれば仲間にしたNPCも自キャラ同然に育成することができる。例えば自キャラの弱みをカバーするようなスキルやMutationを仲間に覚えさせたりすることもできるし、何なら仲間をDominationで操作して戦うこともできるので、戦術の幅も無限に広がる。1プレイで何キャラも育成することができるのでお得感もある。

道中で自分が覚えていない攻撃的なMental Mutationを持っているエスパーを仲間にすることができたので、頼りにしながら進めていたのだが、自キャラもそのエスパーも近接戦闘がそこまで得意ではなく、タンク的な役割を任せられる仲間がもう1人欲しいと思っていた。しかし、仲間にする方法は限られていて、例えばproselytizeを使って仲間にできるのは基本的には1人だけである。新しいNPCproselytizeしたら、以前にproselytizeしていたNPCは仲間ではなくなる。しかし、Legendary goatfolkのように、元から仲間を持っているNPCを仲間にしたら複数人を一度に仲間にできることがあることに気付いた私は、「『仲間の仲間』は自分の仲間として扱われるのでは?」と思試しにエスパーにproselytizeを覚えさせてみたところ、仲間のエスパーのさらなる仲間として新たなNPC見事味方に引き込むことに成功した。

 

この『仲間の仲間』手法を用いてTank役を補充した。Tank役はいいMutationを覚えていたLegendary Goatfolkに任せることにした。自キャラとエスパーとLegendary Goatfolkの3人パーティになるとかなり強くなり、ダンジョンを深い階層まで潜ることができるようになったのだが、しばらくするとバグなのかLegendary Goatfolkに怪しい挙動が目立つようになった。例えば、連続してマップを切り替えると、仲間の状態のままなのにもかかわらずいきなり敵対して襲ってきたり、指示を出しても全く動かなくなったりするようになった(たしかに友達の友達からなれなれしくされたり細かく指示されたら、キレたり無視したくなったりするかもしれない)。敵に負けるよりもLegendary Goatfolkの不安定な挙動のせいでチェックポイントからやり直しになることが多くなってきてしまったので、「仲間の仲間」手法は結局あまり使わないようになった。冒頭のMujr Timutも仲間の仲間としてタンクにしていたら動かなくなって廃人になった。

村のはずれで使わなくなったNPCたちを閉じ込めている塀

そんなこんなでシャルナークでメインクエストを進めて、現在実装されているところまではクリアすることができたので、今度は別キャラでパーマネントデスモードで最初からプレイすることにした。次はElectrical GenerationHeightened QuicknessMutationを軸にして、電気が使えて素早く動けるキルアを意識したようなキャラにした。お尻からクモの糸も出せるようにした。

 

これまでパーマネントデスモードではすぐ死んでしまっていたが、やはり一度ロールプレイモードでプレイしたので、これまでないぐらいうまく進めることができた。Electrical Generationのおかげでforce braceletを使って常時forcefieldを展開したまま活動できるようになったし、metamorphic polygelで大量に増やしたcloning draughtを用いて、拉致してきた商人のクローンを20人ぐらい増やして一大市場を築いたりした。

しかし、調子に乗ってスルタンの墓でレリックを盗もうとして守っているCherubにちょっかいを出したら一撃で160ダメージぐらい喰らって死んだ。